あいちプロジェクト 代表 竹内友則

『訪問美容名古屋 あいちプロ』を立ち上げた思い
2017年11月に父が他界し、それをきっかけにサラリーマンを辞めることを決意し2018年2月起業しました。ユニクロ店長やパチンコ店管理職の経験を活かし集客コンサルとして活動をしていました。
大手が真似できない独自のWEB戦略で小規模の店舗の売上を上げることに成功してきました。

数々のオーナーとの出会いの中で美容業界は完全にレッドオーシャン化しており某大手サイトに高額な広告費を払って苦しんでいるオーナーさんが多くいる現状を知りました。それを変えていきたい思いが日に日に強くなっていきました。

平成の時代も終わりの頃、父が亡くなる前によく言っていたことを思い出しました。

数カ月も入院生活をしていたので髪は伸びきっていた為、父は『髪が切りたい』『髪が切りたい』と何度も言っていました。

その時の私はもう長くないのに何をそんなことを言っているのか?わかりませんでした。

父も苦しんでいた為、髪が切りたい理由を説明することはありませんでした。

その後、父は他界し私は起業を決意します。

起業したての頃に古くから友人の美容師に会いに行きました。実はその美容師こそが亡くなった父がカットしてもらっていた美容師でした。

彼はその時にふとこんな事を言いました。

『最後に髪を切ってやれなった事を後悔してる』と

その一言で父が髪を切りたがっていた理由がわかりました。

その美容師と父の間でこんなにも信頼関係があっただなって…

この当時の出来事を思い出したときに『訪問美容』はこれからの時代に喜ばれるサービスではないかと思いました。

某大手サイトに払う広告費やレッドオーシャン化した美容業界で苦しむ美容師さんはたくさんいます。

腕はよくても人がよくても、少子化の流れの中で顧客は減っていく一方です。

高齢化の中で外出が困難でなかなか美容院に行けない人もこれからは増えていきます。

でも綺麗でいたい、身だしなみを整えたい思いはいつまでもあると思います。

ただヘアカットする美容師さんではなく現役のプロの美容師さんと外出が困難な方とのマッチングをすることで新たな美容師とお客様のストーリーが生まれたらいいなとの思いで『訪問美容名古屋 あいちプロ』を立ち上げました。